ぼーっとしてるブログ

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江崎鉄磨沖縄北方担当大臣、さっそく失言するも地位協定言及で意外な展開に

第3次安倍第3次改造内閣発起後1日でさっそく江崎鉄磨沖縄北方担当大臣が失言。しかも2日続けての失言。と思いきや、これが今までにない意外な展開に転びそうで、目が離せません。次々と個性の強い登場人物が出現する政治の世界でニューキャラ誕生です。




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また失言


もう、失言って言っても「またか」って感じで、飽きてる人も多いと思いますが、これは今までの失言とはちょっと違います。

まずは失言の主、江崎鉄磨沖縄北方担当大臣のプロフィールですが、愛知10区選出の衆議院議員、当選6回の73歳。父親は元通産大臣の江崎真澄。派閥は二階派。

失言の内容は、まず就任2日後の8/5に「お役所の原稿を朗読」「沖縄に関して素人」と発言。それ言っちゃダメでしょという、ある意味素直すぎる発言。

そしてその3日後の8/8、「(日米)地位協定は見直しも必要」と発言。まるっきり政権と反対の意見だけに聞いていた人全員がずっこけた。

この江崎大臣、派閥均衡を図った人事で二階派から選出された訳だが、組閣前はまったく話題になっていなかった。しかし、他の二階派の大臣候補が身辺検査で疑問になるなか、この人ならば問題は起こさないだろうという配慮でサプライズ選出された経緯がある。

それがいきなりこの始末。

本人は一度断ったそうだが、派閥の領袖である二階俊博幹事長に怒られて、しぶしぶ引き受けたそうだ。

つまり、まわりも本人も大臣になると思っていなかったのが、先の素人丸出しの発言に繋がっている。

「原稿を朗読」問題はひとまずおいといて、ポイントは「地位協定見直し」だ。野党が失言として責めるだろうが、発言内容は野党である民進党や共産党の主張と重なるからだ。

今度の失言は一味違う

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調べてみると、江崎大臣は原発再稼働反対とかA級戦犯分祀とか野党的な立場の意見が多い。このまま自分が思ったことを発言すると面白いことになりそう。野党が責めるに責めれない。

先の失言を弁明している周辺の人の中には、江崎議員は政権慣れしていないと言う人もいますが、当選6回、73歳の議員を捕まえて慣れてないって。まあ、たぶん取材とかメディアに慣れてないって意味だと思いますが。

酒好きなのもトラブルの要因になりそう。さっそく内閣発足発表の前に、形式的なお祝いのお酒をぐいっと飲み干したらしい。しかも2杯。でさっそく安部首相に怒られていたそうです。

地元の支援者や回りの人からの江崎大臣の人物評は、よくも悪くも素直で正直というもの。けっこう愛されキャラらしいので、そのキャラクターを全国区に拡げられるでしょうか。

大臣になると今までの自分の意見を、政権寄りに変えちゃう人が多い中、このまま貫いてほしいですね。