メディアつまみ食い

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「昔話法廷」は超エグく子供と一緒に深層心理に迫る問題作

NHK Eテレで2015年に放送された「昔話法廷」の新作登場です。放送は8/14 午前9:30~「ヘンゼルとグレーテル」、8/15午前9:30~「さるかに合戦」。今度はお馴染みの昔話のどのような裏側が暴かれるんでしょうか。


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「昔話法廷」はお馴染みの昔話の登場人物をガチ裁判にかけ、人間の深層心理に迫る番組です。のんびり聞いていたあの話の大人の事情が暴かれます。ですが基本的に子供番組です。夏休みに楽しむ。その中に大人にも判断が難しい問題が提起されているんです。


「昔話法廷」は2015年、NHK Eテレで放送されました。今はホームページ上で全話視聴できます。

www.nhk.or.jp


法廷にかけられた昔話は、「三匹のこぶた」、「カチカチ山」、「白雪姫」、「アリとキリギリス」、そして今回は「ヘンゼルとグレーテル」、「さるかに合戦」。

こぶたの狼への殺人容疑やアリがキリギリスを見殺しにした罪など、そういえばそうだなあというものから、浦島太郎と乙姫のスキャンダルネタやシンデレラは実は以前に王子に会っていた!!などのスクープネタまで、「実は怖かった昔話」的な話ではあります。

しかし、「昔話法廷」がちょっと違うのは、文字通り法廷で裁かれる事。つまり、事象を一元化していないということです。

こんなこんなこんなで怖いでしょ、ではなくて、こんなんですけどどう思いますって判断をゆだねているんです。

しかも、子供に。

しかも、大人でも判断を迷う内容です。

そして、それを委ねっぱなし。決裁まで放送されません。結論を出さずに終わります。

子供が、愛するあまり、年取る玉手箱を渡した乙姫を裁かなければなりません。しかも、証言から誰が真実を語っているか判断しなければなりません。

これが大人でも難しい。これを子供に伝える自信があるのか、考えながら見て見てください。「昔話」を通して世間を知るいい契機になると思います。