「うまふく」障害者福祉施設への寄付で返礼品・税額控除が受けられるサービスがふるさと納税よりもよっぽどいい
「うまふく」というサービスをご存知でしょうか。全国の障害者福祉施設への寄付で返礼品・税額控除が受けられるサービスです。システム的にはふるさと納税に似ているんですけど、どのような特徴があるんでしょうか。
「うまふく」ってどんなシステム?
まずは「うまふく」のサイトを訪れます。
施設のストーリーや返礼品を見て、「応援したい、返礼品がほしい」施設を探します。
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寄付申し込み。
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メールが送られてくるので、それに従って寄付。
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返礼品を楽しむ
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施設によっては寄附金控除の新星をする。
詳しくはこちら
返礼品はトマトジュースやお菓子など福祉施設で手作りされたもの。
例えば、
もともと採算度外視で儲けのことを全く考えないで作っているので、いい原料使ってたりしています。
似ているシステムだけに、ふるさと納税を利用した人は使いやすいんじゃないでしょうか。
ふるさと納税との比較
ふるさと納税は、本来負担すべき地方税が返礼品という形である意味軽減されるものでした。加熱するあまりに中には金額よりも返礼品のほうが高価なものまで現れて、返礼品のために地方自治体が疲弊するというトホホな現象も引き起こしました。
それに比べると、「うまふく」はあくまでも寄付であり、利用者が得をするということはありません。控除はあくまでも控除であり、何かの負担の代わりになるものではありませんし、返礼品も寄付した金額以上のものは望めません。
普通の寄付と違う点
他の寄付と違う点は、もちろん返礼品がもらえることです。その返礼品は基本的に施設で自立や社会参加を目指して作られているものです。なので、寄付した側にとっては返礼品を楽しむ喜びがあるだけでなく、障害者福祉施設の就労支援にもなり、生きた支援につながることです。
東北の震災や熊本の震災において、現地で作られたものを買うとか旅行に行くとかという形で支援するのに似ています。
こちらの活動もある意味就労支援ともいえますね。
うまふくの運営は一般社団法人プレニッポンというところが行っています。登録している施設や返礼品もまだ一部ですし、プレニッポンどんなところか詳細がわかりませんが、活動自他は応援したいです。
障害者福祉施設では、社会参加、社会復帰のためにいろいろなものが作られています。自治体のイベントや道の駅などで販売されることもありますが、あまり目立って販売されるものではありませんでした。
こうやって、福祉施設の活動にスポットが当たるのはいいことだと思います。日本では福祉施設と社会との接点が少なすぎますから。