メディアつまみ食い

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天皇陛下、私的旅行で埼玉の高麗神社を参拝にみる新聞社の対応の違い

あまり大きなニュースになっていないが、ニューヨークでトランプが「ロケットマン」「北完全破壊」と演説した日、天皇陛下が埼玉県の朝鮮半島ゆかりの高麗神社を参拝された。これはあまりにも強烈なメッセージ。

 

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高麗神社とは

 

高麗神社は埼玉県日高市にある。7世紀朝鮮半島北部にあった高句麗が滅亡した直前に、まだ未開の地であった高麗郡と呼ばれるこの地に赴任してきた高麗王若光を主祭神とする。全国から集めてきた1700人余りの渡来高麗人と共にこの地を開墾し、その徳を慕われその没後人々は「高麗明神」として祀りました。

 

この神社に参拝してから総理大臣になった人が、相次いだことから出世明神として知られています。

 

高麗神社はその由来から日本と朝鮮半島の人の交流、文化の交流をみまもるばかりでなく、今でも朝鮮半島ゆかりの神社として、在日の方々のよりどころとなっている。

 

なぜ、陛下は今回高麗神社を選ばれたのか。

 

あくまで推測でしか無いのですが、今回の旅行の意向が示されたのが8月下旬。時期的に小池百合子東京都知事が震災虐殺朝鮮人への追悼文の見送りを決定した時期に重なります。

 

そしてこの時期から、北朝鮮はミサイルを撃ち始め、アメリカとの罵り合いが始まる。日本はアメリカに同調して対話よりも制裁を強化する方向に進んだ。

 

そして日本の上空をミサイルが通過するような事態になっても陛下は訪問を中止することはなかった。

 

これは陛下からの「緊張よりも対話を」という強烈なメッセージなのではないだろうか。

 

以前日韓ワールドカップ開催時に、桓武天皇の血統に朝鮮渡来人の血が流れていると発言して物議を醸した陛下である。

 

考えてみれば、民間人との結婚を初めて実行した人でもあるし、退位問題を自ら発言された方でもある。

 

「和をもって尊きとなす」とは、かつての天皇家の皇子が語られた言葉。直接政治に介入はしないが、なかなか刺激的な行動される方である。

 

各新聞社の対応の違い

 

しかし、この記事は思想的にも面白い記事で各新聞社の取り上げ方に違いが出る。代表的な2社をみてみましょう。

 

まずは朝日新聞

www.asahi.com


まあ、具体的に高麗神社を訪れたことを書いていますし、朝鮮半島ゆかりの神社であることも書いています。どっちかというとそっちに持っていきたい派ですからね。

 

続いては産経新聞

www.sankei.com

 

高麗神社には軽く触れるだけで、続いて訪れた公園で一面の曼珠沙華をご覧になられたことをメインに書かれています。

 

ひとつの同じ事柄ですが、全く違う内容。

 

こうして新聞記事を読み比べると面白いですね。