六甲山ホテルが閉館、歴史的近代建築物の旧館は改修して存続予定
阪急阪神第一グループが運営する神戸市灘区の老舗ホテル「六甲山ホテル」が一旦営業終了。来春にも大阪の自動車販売や車両整備を手掛ける八光自動車工業に譲渡され、リニューアルするそうだ。
六甲山ホテルは宝塚ホテルの別館として設立。開業当時の面影をのこす旧館は阪神間モダン建築を代表する建築物で、国の近代産業遺産に登録されている。阪急グループの創始者小林一三がここを避暑地としても使用していた。
建物の老築化で耐震性に不安があることから、旧館の方は2015年に一旦閉館していました。営業を続けていた新館の方も12月末に営業終了するそうです。
その上で八光自動車工業の手により旧館の方はその面影を残しつつ、新館の方は温浴施設や新たな施設を加えたリゾート施設に改修を行うそうです。
旧館の方は来年の春、新館の方は再来年の春にリニューアルオープン予定。いい建築物だけに存続ということなのでひとまず安心。