ぼーっとしてるブログ

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野良猫に噛まれて、マダニ媒介の感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」で女性が死亡

ちょっといたたまれないニュースです。ぐったりしていた野良猫を動物病院に連れて行こうとした女性が、その猫に噛まれ、おそらくそこからマダニ媒介のウイルス感染症にかかって10日後に死亡したということです。



Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6248065

助けてあげようとしたのに、っていうのがなんとも残念。

この「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」という感染症、マダニから人に感染したルートではは2011年頃世界的に流行していて、日本でも200人余が感染、50人ほど死亡したそうです。致死率が高いのが特徴で、今のところ有効な治療法がないそうです。

哺乳類から人への感染は今回世界で初めて確認されたそう。

猫に噛まれて死ぬって、ちょっとこわいですよね。猫ブームに水を差すニュースです。猫カフェに行く人とか減っちゃうかもしれないですね。

症状は

風邪と同じような症状がでるそうです。下痢や腹痛、高熱 頭痛、筋肉痛、胃腸の風邪やインフルエンザのような症状。そして1〜3割の人が死に至ると言われています。

予防法

猫からの感染については、まだ精査する必要があるとのこと。なにせ世界で初めての症例であり、もしかしたら噛まれたことによるものではなく、猫に寄生していたマダニからの感染の可能性もあるそうです。

なので猫からの感染は無かったかもしれませんが、いずれにしろ野良猫は何を持っているか分からないので、うかつに近づかないように気をつけたほうがいいそうです。

野良猫に噛まれて傷口がパンパンに腫れ上がったっていう話も聞いたことがありますし。

飼い猫はワクチンやノミ予防の薬を施しているのでまずは大丈夫。

問題はマダニです。「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」はダニの中でもマダニのみが持つ感染症らしいです。とにかくマダニがいそうなヤブや草むらに入るときには長袖、長パンの完全武装でダニに噛まれないように気をつけることが一番の予防法。
ディート成分の入った除虫剤を使用するのも有効だそうです。

とにかくまずはマダニ対策ですね。そして野良猫には不用意に近づかないこと。