ヤマカガシ、その蛇最強につき、対処法、症状を知っておこう
日本で最強の毒蛇はマムシじゃなかった。兵庫県伊丹市でヤマカガシという毒蛇に小学生が噛まれ一時意識不明の重体というニュース。この馴染みの薄いヤマカガシはほぼ日本全国に分布する、国内最強の毒蛇らしいのです。
しかし、噛まれた小学生、意識は取り戻したみたいなのでひと安心です。
それにしても世界最強の毒アリ、ヒアリで世間が騒がしい中、また気をつけなければならない動物が出てきました。
ヤマカガシとは
有鱗目ナミヘビ科ヤマカガシ属。体長70cm~150cmくらい。見た目は緑色だったり、赤と黒の斑点模様があったりと地域によって差違がある。
長い間無毒と考えられてきましたが、1972年に噛まれた小学生が死亡する案件があり、調べてみるとマムシより猛毒ということが判明したらしい。
生息地
北海道と沖縄を除く日本全土に分布。主に里山の渓谷や田畑、森林で多く見られるが、今回の伊丹市のように都市部の公園、緑地に生息してることもある。
ヤマカガシに出会ったら
相手にしないこと。おとなしい性格なので、こちらから何もしない限り攻撃はしてこず、向こうから逃げていきます。
ただ、今回のように子供がちょっかいを出したり、不意に踏んでしまったりすると危険。
噛まれた場合の対処法
傷口のあたりをつねって毒を出す。そして何よりも早く病院に行くこと。
噛まれた後の症状
噛まれた瞬間痛みがあるが、その後痛みは収まり腫れたりもしない。毒によって出血が止まらず、歯茎から出血することも。
1972年以降、重症例が50件以上あり、死亡例も4件ある。
とにかく蛇には近寄らないことです。