北朝鮮の挑発的なコメントには裏がある、究極の目標は日本に核をもたすこと?
当ブログはニュースの裏の裏を勝手に読んでいくのがモットーです。今回のテーマは「北朝鮮のコメントはなんであんなに笑っちゃうほど激しいのか」ということ。今まで聴いたことのないような罵詈雑言を浴びせ続ける北朝鮮には実は狙いがあるんじゃないかということです。
相変わらずミサイルを発射する北朝鮮
9/15またまたミサイルを発射した北朝鮮。日本上空を飛び越え襟裳岬の2000km先に着弾しました。方向をかえればグアムに届く距離だそうです。先のグアムを狙っている発言を不気味に後押ししてます。
またまた早朝の発射ということで、日本の株式に投資してるんじゃないか説はまだまだ有効ですね。
ただ、今回下がり幅は少なく、そろそろ市場参加者もミサイル発射に慣れてきた頃なので、今後は変えてくるかもしれません。
異様に激しすぎる挑発的なコメント
今回の発射について、北朝鮮はまだコメントを出していませんが、北朝鮮といえば毎回これ以上無いくらい口汚く罵った内容のコメントを出してきます。激しすぎて逆に笑っちゃうほどです。ここ50年みたことのないくらい口汚い内容です。日本語に訳す前の朝鮮語ではどういう印象なのでしょうか。
その口汚い発言、挑発は度重なるミサイル発射、核実験とともに世界中のニュースに配信されています。その言葉が激しければ激しいほど、注目度は増します。
さて、そんな北朝鮮ですが、日本人の我々には知られざる姿がありまして、それはアフリカ、中東諸国と仲がいいということです。
実は北朝鮮と国交のある国は166カ国あります。かなりの数です。その中にはアフリカや中東の国が多く含まれています。そして北朝鮮はそういった国に向けて輸出をしています。輸出品は労働力や繊維製品など様々ですが、一番の目玉は「武器」です。
アメリカ、ロシアなどよりも性能は劣るけれども格段に安く、また簡単に「売ってくれる」北朝鮮は、紛争が続くアフリカ・中東にとって、非常にありがたい供給者なのです。アメリカとかはいくら性能が良くても高い上になかなか売ってくれません。
つまり、武器は北朝鮮にとって重要な輸出品になっているのです。
卑劣なコメントはかっこうのキャッチコピー
そこにきて、この一連の騒動。北朝鮮のミサイル発射や核実験は世界中に報道されます。言葉が激しければ激しいほど。挑発に乗れば乗るほど、盛り上がりをみせて、さらに注目度が増します。
ましてや相手は大国アメリカ。アメリカに対抗しうる性能を身につけつつあるという印象を世界に宣伝しています。自分に関しても、今回の騒動で北朝鮮の武器の性能の認識がまるっきり変わりました。それは世界でも、大なり小なり認識の度合いは違えど同じではないでしょうか。
そう考えると、今回の広告費用効果は計り知れないものがあります。世界中で北朝鮮製の武器の株があがってるんじゃないでしょうか。
日本が核武装すると・・・
そして、核です。今回の目玉商品です。
もし、このまま北朝鮮が核保有国ということになると、われもわれもというところが出てくるでしょう。そしてそんな北朝鮮に対抗して韓国、日本が核を持つという事態になったら・・・・世界の核ドミノは止まらなkなるんじゃないでしょうか。
その時、核を持ちたい国はなかなか売ってくれないところじゃなく、簡単に売ってくれて、しかもアメリカと対抗した実績有りの北朝鮮製の核に殺到するでしょう。
わざわざ大仰に緊張感を煽る言葉、そしてミサイルを上空通過させることにより日本に危機感を持たせるのは、対抗するため日本の再軍備そして核保有という状態に持っていきたいのだと思います。
ただ、そこまでいかなくても、事実日本も対抗して核保有すべきではないかという議論が見られ始めました。こうなると明らかに核保有に対しての世間の意識のハードルが下がり、核を持ちたいという国、団体に対する視線が甘くなります。
今回は防衛のためでなく、商売優先の北朝鮮の一大武器展示会だった、というのがひとつのうがった見方です。