メディアつまみ食い

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かほく市ママ課が提案する「独身税」にみる子育て世代の現状とネットの怖さ

石川県かほく市にある「かほく市ママ課」という部署が「独身税」を提案したという。名前の通り、結婚してない独身者に課される税。一瞬「えっ独身のままだと余計に税金はらわんといかんの?」ってなっちゃいますよね。

 

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かほく市ママ課で提案


8月29日に石川県かほく市役所で、子育て中のママが参加する「かほく市ママ課プロジェクト」と、財務省の予算編成担当者との意見交換会で飛び出した提案らしい。参加者から結婚、子育ての負担を軽減するため、独身者に課税してはどうかという意見だったそうだ。

 

「独身税」がでてきた経緯

 

上記のような話題はあったようだが、参加者の話では実際の会議で、「独身税」について検討したわけではないらしい。話の流れでちらっと出てきたか、記事にする段階で分かりやすいワードとして「独身税」という言葉が使われたのかもしれない。

 

その場では、既婚者のほうが配偶者控除や扶養控除、また児童手当などの給付もあり、現状でも実質独身者の負担は大きいという説明がされたようだが、子育て世代は自分たちの負担が大きいと感じているのでこのような発言になったと思う。

 

独身貴族という言葉があるだけに、どうしても「隣の芝生は青く」見えてしまう。なのでこのような発言になる経緯は理解できる。しかし、施策として「独身を規制する」というのは「結婚したい」という動機づけにはなかなかつながらない。

 

「独身税」はかつて存在した

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事実、「独身税」導入した国もあるそうだ。社会主義時代のブルガリアでは21年間、独身者に税金がかけられたが、出生率は上昇していない。旧ソ連でも「独身税」「子なし税」などがかけられたそうだが、効果は確認されていない。

 

結果としてもこのように形になっている。

 

結局はまだまだ、子育てにリスクを感じる人が多いわけで、女性の働きやすさや子育て支援対策が十分でないというだけの話だと思います。

 

それと同時に、ネット上で言葉が独り歩きする怖さを感じる件でもありました。