熱中症対策自動販売機はどこに?50円ポカリスエットで建設現場の熱中症患者を減らせ
熱中症対策で格安の自販機を設置した建設現場が話題になっています。連日の猛暑の中、様々な対策がたてられてますが、「水分をとりましょう」という掛け声だけでなく、採算を度外視して、実際に水分を取りやすくした取り組みは熱中症対策で頭を悩ませる現場にとって参考になるはずだ。
スーパー酷暑と呼ばれる今年の夏、こんなものまで発表されてすでに意気消沈ですが、
落ち込むだけでは始まらないので、熱中症対策をしっかりたてなければなりません。そんな中である企業による素敵な取り組みがありました。
そんな素敵な取り組み、熱中症対策自動販売機が設置されたのは、神奈川県川崎市内の東急REIというホテルの新築工事現場。羽田空港向かいの多摩川沿いにある市の再開発地区「キングスカイフロント」内。建設現場内にあって、基本的に工事関係者しか買えないものです。
自販機の中身は大塚製薬のスポーツドリンク「ポカリスエット」と「イオンウォーター」。サイズは250mlと500ml。料金はいずれも50円。隣には普通の自販機も並ぶ。
この熱中症対策自販機を設置したのはホテル新築工事の施工主、大和ハウス工業で、東京本店建築事業部が打ち出したアイデアだそうだ。
これは素晴らしいアイデア。もちろん採算度外視で置いてるんでしょうが、熱中症の患者が出た場合のリスクを考えると費用対効果はバッチリじゃないでしょうか。
加えて現場の人にも好評。この猛暑の中ただでさえしんどく危険な作業が求められる工事現場で、モチベーションが上がる効果もある。
一石二鳥の「熱中症対策自動販売機」。こういうのは積極的に真似してほしいですね。